【毎日新聞】県防災教育推進大会:「防災教育」普及へ 小中校の活動紹介、岩手・釜石市教委職員の講演も--板野

徳島県で、県の防災教育の普及をめざす防災教育推進大会が開催されたことが報じられています。


県防災教育推進大会:「防災教育」普及へ 小中校の活動紹介、岩手・釜石市教委職員の講演も--板野 /徳島 – 毎日jp(毎日新聞)

 防災教育の普及を目指す「県防災教育推進大会」が6日、板野町の県立総合教育センターで開かれた。県内の防災機関や学校、地域の自主防災組織の関係者ら約370人が参加し、防災教育に取り組む小中学校の活動紹介や専門家らによる講演などがあった。

 大会では、防災に積極的に取り組む県内の小中学校6校が県から表彰を受けた。このうち、阿南市立橘小と徳島市川内中がそれぞれ活動報告した。

 川内中の竹内敏教頭は、近くの小学校や地域住民らを学校に招いて実施した公開学習の様子などを紹介。「小学校との連携や地域との交流も深まった。今後は課題の検証に力を入れたい」と成果を語った。

 また、防災に詳しい徳島大大学院の中野晋教授が、学校で災害時に向け準備しておくべきマニュアルの作り方を講義したほか、東日本大震災で多くの児童生徒が避難して助かった岩手県釜石市の市教委職員による講演もあった。